定期的に歯医者に検診に行って歯石を取ってもらったり虫歯ができていないかをチェックしてもらっているのですが、検診で詰め物が欠けている所が見つかりその原因が歯ぎしりかもしれないという指摘を受けました。
そして担当の歯科医から歯ぎしり対策としてナイトガードを装着した方がいいと勧められました。
自分では全く歯ぎしりをしている自覚が無かったのでビックリしたのですが、歯ぎしりを放置していると歯以外にも悪い影響が出ると知り、教えてもらえて本当に良かったと感謝しています。
それでは歯ぎしりをしてしまう原因や歯ぎしりによる体への影響や予防策についてご紹介しますね♪
歯ぎしりの原因は?
歯ぎしりは顔の頬の筋肉に力が入ることによりその症状が発生すると言われていますが、熟睡している時は体全体の筋肉の動きが抑制されるので頬の筋肉も同様に動きません。
その為、眠りが浅い時やストレスなどにより筋肉が緊張して体に力が入り、口のまわりの筋肉も食いしばるように力が加わることにより歯ぎしりの原因となります。
また、「ストレス」だけでなく「喫煙」や「飲酒」や「過度なカフェイン摂取」なども浅い睡眠の原因にもなると言われておりますので、もし歯ぎしりの症状が酷い場合は摂取する頻度を少なくしてみるなどしてみると症状が改善するかもしれませんね。
効果があるかないかは人それぞれではありますが、最初から「どうせ効果ないだろう」とか「やっても無駄」と決めつけて何もやらないよりも、「もし効果があったらラッキー♪」ぐらいの軽~い気持ちで何事も前向きに試してみると思いがけず良い結果に繋がることもあるので、私は何事も気になったらとりあえず試してみるという気持ちを大切にしています。
歯ぎしりを放置するとどうなる?
歯ぎしりは噛みしめる動作により顎の筋肉や顎関節にとても強い負荷がかかります。
必要以上に顎関節に負荷がかかると顎関節症の原因にもなり、顎関節症になると口が開き辛くなったり顎の痛みや開閉時に雑音が出るなどの症状がおきます。
また、歯ぎしりによって歯が削れてしまったり、強い負荷がかかることにより最悪の場合は歯が折れてしまう可能性もあります。
そして顎関節症が悪化すると肩コリから首の痛みや頭痛が引きおこされたり、耳鳴りの症状にも繋がることがあり、歯以外の部位にも不具合が生じるので油断大敵です。
肩コリから腕の痺れや腰の痛みにも症状が広がるケースもあり、そういう状態になると体の疲れが取れにくくなり倦怠感や慢性疲労にも繋がるので、症状が悪化しないうちに早め早めに対処することが大切です。
歯ぎしりの予防法は?
一説によると歯ぎしりは欠伸や瞬きと同じような生理現象とも言われており、自覚がないだけで歯ぎしりの症状が起こっていることに気が付いていない可能性があります。
まだ歯ぎしりの原因は完全には解明されてはおらず所説あります。
歯ぎしりの原因の一つとして歯の噛み合わせが悪いことがあるため、検診で歯医者で嚙み合わせを診てもらい、嚙み合わせが悪い場合は根本的治療を行うことで症状の軽減も期待できます。
また、就寝の際には高めの枕よりも低めの枕の方で上向きの姿勢が良く、横向きやうつ伏せの姿勢の就寝は歯やアゴが圧迫されることにより歯ぎしりの原因に繋がることがあるので寝る姿勢にも気をつけることが大切です。
そして冒頭でもお話したとおり、ストレスが歯ぎしりを引き起こす大きな原因でもあると言われているので、予防策としてストレスを減らすことに努め、ストレスで体が凝り固まっていたりする場合は、軽い運動や就寝前にストレッチなどを行うことで体をリラックスさせた状態にすると歯ぎしりの予防にも繋がると思います。
ナイトガードとは?
歯医者でナイトガードについて説明を受けるまで、ナイトガードのことを「マウスピース」と勘違いしていました。
「マウスピース」については、昔歯のホワイトニングの為に歯医者で作製してもらって使用していたことがあったのですが、その時の素材は柔らかい素材でてっきり「ナイトガード」も同じ素材かと思いきや、私が通っている歯医者では硬めの素材で作製されていたので驚きました。
ナイトガードが硬めの素材で作製されているのかについてはちゃんと理由があり、睡眠時の歯ぎしりは毎日のように起こる症状ですので、素材が柔らかいと強い歯の力で穴が空いてしまうリスクが非常に高いため、ナイトガードには硬めの素材が適しているということです。
また、ホワイトニング用のマウスピースを使用していた時は、歯を全体的に覆うデザインだったのですが、ナイトガードはあくまでも上の歯と下の歯の食いしばり防止を目的としているので歯を全体的に覆うデザインではなく奥歯の方は高さがあるものの前歯にいくにつれて浅めのデザインで歯の半分以下くらいを覆うデザインになっています。
付け始めの頃は前歯の方の浅さが気になり初日は夜中に無意識に外してしまっていたのですが、翌日からは気になるものの外すことはなくなんとか朝までちゃんと付けていられるようになりました。
製作してくれる歯医者にもよりますが、ナイトガード用のケースも付けてくれるので使用しない時はケースに保管しておけば紛失や破損のリスクも防げるのでいいですね。
まとめ
自分が歯ぎしりをしているかどうかはなかなか自分では気づくことが出来ないので、歯医者の検診で診てもらったり、スマホのアプリにも睡眠中に歯ぎしりをしているか録音して確認できるツールもあるのでぜひそういったアイテムを活用してみるのもいいと思います。
iPhone「Do I Snore or Grind」
アンドロイド「グラインドケア」「いびき歯ぎしりレコーダー(睡眠・寝言対策支援)」
また、睡眠中の録音で歯ぎしりだけでなくいびきの度合いや無呼吸症候群の兆候がないかについても気が付くと思いますので、自分では全く自覚がない場合でも念のため試してみることにより早期発見に繋がると思うのでおすすめです。
最近は詰め物を保険適用の銀歯ではなく見た目の観点から保険適用外のセラミックなどにしているのですが、費用も段違いに高いので余計な出費を抑えるためにもちゃんと定期的にメンテナンスや検診を受けていこうと思います。
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